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    • 2013.08.16 Friday
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    八日目の蝉

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      前半の、誘拐犯と子供の逃亡の日々は、とても面白かった。
      でも、後半、子供が成長してからの日々になると、なんかな〜・・・。つまんない。
      ラストへ向かってまとめようとするほどに、まとまらなくなっているような・・・。

      子供の視点に移すのではなく、裁判の経過をメインに据えてみたら、
      もっと面白かったかもしれないし、この事件の意味を、深められたかもしれないと思う。

      新聞の連載だったみたいで、
      どうも連載物をまとめた長編っていうのは、
      作者に限らず、えてしてグダグダになりやすい傾向があるように感じる。

      考えてから書くんじゃなくて、考えながら書くから、
      しかも、時間に追われるから、
      ご都合主義になってしまう部分も多くなるのかな。

      シチュエーションが衝撃的だから、世間では話題になったのだろうけど、
      そのシチュエーションの劇的さほど、小説全体に深みがないように思う。

      ただ、犯人側の視点に立って、犯人側の気持ちに共感できる小説は、好きなので、
      そういう意味では、読んでいて楽しい小説ではあった。

      あと、とにかく「男」を徹底的に「ダメ」なものとして、徹底的に排除してあるのが、
      女の私には、なんか小気味いい(笑)。

      その後、ネットを見ていたら、作者のインタビューで、
      「この物語の創作の源は、“女性は子どもを産めば、誰にでも母性が生まれる。産まない女性には、母性が無い。”と、古くから言われている常識に疑問があったから」だと、書かれていた。
      私はそんな常識があったなんて知らないし、それに私はまったくそうは思わないので(母性が出産の有無に左右されるわけないと思う)、
      そもそもの出発点からして、作者とは相容れない部分があったのだな、だから、深みを感じなかったのかなと、そんな風に思った。


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        • 2013.08.16 Friday
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